赤ちゃんの頃は大切に育て、
穏やかな気候の時に庭や鉢に定植し、
必要な栄養素を良いタイミングで与えながら、
摘心・剪定などの手入れを適切に行っていると、
その後はおそらく大きな花がたくさん咲き、収穫量が増えます。
それを怠ると、
小さな花が少し咲くだけ、
実もなかなか成らず、
姿も弱々しく、
ただ枯れて行くだけ・・・という悲しい結末がやって来ます。
人を育てる時も、これと良く似ていますね。
子供が幼児の頃は、少し目を放した隙に命を落とす可能性があるので、
眠っていても、「ちゃんと息をしているか?」と確認してしまいます。
会社に新しい人が入って来ても、
環境が厳しすぎたり、生活できるだけの十分な給与がもらえなければ、
遠からず人は辞めて行ってしまいます。
大人は強く、自分で動くこともできるので、しばらく我慢してしまうこともありますが、
ギリギリまで我慢を重ねると、ある日急に枯れてしまうこともあります。
優秀な人が揃い、成長し続け、人が戻って来る会社を見ると、
社員に必要なものをしっかりと与え、各自に合ったケアを怠らないように見えます。
反面厳しくもあり、成果を出せなければ仕事が無くなる世界であったりもします。
そのような職場で働く人達は、皆個性的で、とても生き生きとしています。
会社と木って、よく似ていますよね。
木は、毎年大きくなって行きます。品種によって背丈は違います。適切に剪定すると、花がたくさん咲きます。剪定しないと、花数は少ないですが大きな花が咲きます。枯れてしまうこともありますが、環境に合う場所で、外敵から守りつつ、その個体の特性に沿って育てていれば、おそらく根付いて大きく育ってくれるでしょう。
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