一年草。
一、二年のサイクルで成長し、たくさんの花を咲かせる。
花後は枯れるが、できた種から翌年新たな命が生まれる。
種は風に乗り、広く色々な場所へ運ばれる。
宿根草。
一度根付いた場所で、毎年花を咲かせる。
寒くなり、消えてしまったかのように見えても、温かくなれば、また顔を出す。
年々、株が大きくなっていくので、鉢の場合は手狭になる。
そんな時は、より大きな鉢に植え替えしてやる。株分けをして増やすこともできる。
スペースに余裕が無ければ、植え替えだけして大きくしない、ということもできる。
鉢植えをなかなか植え替えをせずにいると、様々な弊害が起きます。
鉢が狭くなり、根詰まりを起こす。植物の元気が無くなる原因です。
植物の元気が無くなると、病気も起きやすくなり、最悪、枯れてしまいます。
空けておくと、すぐに雑草がはびこってしまいます。
だけど、いつの間にかこぼれ種が成長し、穴を埋めることも。
だけど、いつの間にかこぼれ種が成長し、穴を埋めることも。
土壌は既存の植物から影響を受けます。
綺麗な花を咲かせる新しい植物に、その環境が合うかはわからない。
人の世界でも、一つのコミュニティを見回してみると、色んなタイプの人が存在します。
一本の大きな木のような経営者を、様々な草木が囲んでいます。
大きくはないけれど、それ自体が実をつけ、日陰を作る低木。
同じ場所に長くはいないが、新しい風を吹かせてくれる一年草。
そこに根を張り、土地を何年も守って行く宿根草。
その植物が求めている環境を知り、「健康に育てる」ことが、そこに長くいてもらうコツです。せっかくあなたの所に来てくれた美しい花たちです。枯らすような管理をしないように、お願いしますね。
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